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【書評】反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方


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こんにちは。今日乗り切れば3連休!ロッキーです。

 

 前回記事の続きで、反脆弱性[下]の書評に参ります。 個人的には上巻より面白かったです。グラフとか出てきたので、反脆弱性についての概念がより深まったきがしました。タレブ氏が「専門的だから読み飛ばせ」と言った章も飛ばさないことをおすすめします。 

反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

 

 

 目次

第17章(第4部の続き) デブのトニー、ソクラテスと相対す

第5部 あれも非線形、これも非線形

第6部 否定の道

第7部 脆さと反脆さの論理

 

脆さと反脆さ 

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脆いものを見分ける単純な法則として、タレブ氏はこう紹介します。

脆いものについていえば、衝撃の強さが増すに従って、被害の増す度合いは大きくなっていく(一定限度まで)。

出典:反脆弱性[下]

 例えば車。時速100キロメートルで壁激突すると、時速10キロメートルで10回激突するよりも被害は大きいですよね。これを本書では凹と呼びます。

 一方で反脆いものについてはこう紹介しています。

反脆いものについていえば、衝撃の強さが増すに従って、利益の増す(害の減る)度合いは大きくなっていく(一定限度まで)。

出典:反脆弱性[下]

 例えばウェイト・リフティング。50キロを1回持ち上げる方が、0.5キロを100回持ち上げるよりも筋肉に効果があります。これを本書では凸と呼びます。

そして過度に効率化された大企業は凹で脆いです。少しでも想定外のことが起きたら、コストが一気に膨れ上がるからです。

投資家は、需要がほんの少し上がっただけで値段を数倍上げられる商品(サービス) を持っている企業に注目してみるとよいかもしれません。要は凸で反脆い会社です。

 

最後に、平均について面白いことが書いてあったのでご紹介します。

川の深さが4フィートならわたってはいけない。

出典:反脆弱性[下]

同じように、「”平均”気温21℃で2時間過ごしました」と聞いた時に、何と思うでしょうか。

どういうことかというと、人間のように脆いものは、最初の1時間を-18℃で過ごし、次の1時間を60℃で過ごしても”平均”気温は21℃なのです。-18℃も60℃も1時間でたぶん死にます。だから脆いものに平均をつかってはいけないのです。

 

本書はロッキーの色々なものをぶち壊してくれました。おかげさまで困惑しています。人を選ぶ本なので、覚悟のある人(投資家)だけ読むことをおすすめします。

 

反脆弱性[上]の書評はこちらです。

www.4investors.work