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【書評】ロッキード・マーティン 巨大軍需企業の内幕


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こんにちは。ロッキーです。ロッキードじゃないですよ。

 

 防衛産業のビジネスがいまだわかりきっていないので、ロッキード・マーティン 巨大軍需企業の内幕という本を読みました(いまだというのは、過去に数冊読んだからです)。

まぁ今回は防衛産業というか【LMT】ロッキード・マーティンに関する本なんですが笑。

著者はワシントンのシンクタンク「ニューアメリカ財団」で武器及び安全保障研究プロジェクトのディレクターを経て、現在同財団アメリカ戦略プログラム上級リサーチフェローになった、ウィリアム・D.ハートゥング氏です。

ロッキード・マーティン 巨大軍需企業の内幕

ロッキード・マーティン 巨大軍需企業の内幕

 

 

目次

第1章 ラプターとF‐35をめぐる騒動
第2章 ログヘッドからロッキードへ
第3章 終戦から冷戦へ
第4章 C‐5Aスキャンダル
第5章 大きすぎて潰せない?
第6章 賄賂作戦
第7章 レーガンの軍備大増強
第8章 聖アウグスティヌスの法則
第9章 唱道者たち
第10章 世界制覇を目指す

 

感想

ロッキード・マーティンの国内での政治的な強さがうかがえました。売上の大半を国から上げている場合、当たり前ですが、業績は国防予算に依存してしまいます。

ちなみにそれを脱却すべく、ガルフストリーム(航空機メーカー)を買収したのが【GD】ジェネラル・ダイナミクスです。

 

本書はロッキードの生い立ちも扱っており、1990年代に起きた2つの世界大戦及び、朝鮮戦争、冷戦、アメリカ同時多発テロ事件などが、ロッキードにどれほどの影響を与えたのかが分かります。そして、こういった会社が、民間企業や民間人から儲けるのは難しいと感じました。

 

定期的に安定した受注を得られる顧客は国ぐらいなものですが、アメリカにおいても、莫大な国防費に対して懸念を抱く政治家が少なくありません。とはいえ、国とロッキードは癒着しており、結果としてロッキードの仕事ぶりはとてもひどいもののようです(本書はロッキードに不利に書かれている感もありますが、概ね真実でしょう)。

 

結局会社は社員一人一人の集まりであって、社員も一種の資産です。その社員たちが、生き残りをかけて必死で働く必要がないからといって、手抜きで仕事をしているとなれば、あまりロッキードには投資したいと思えませんね。もちろんロッキードは巨大企業であり、簡単につぶされないですが、ロッキードには不安を感じました。

 

本書のおかげで過去に読んだ防衛産業と何となくつながってきましたし、単純に読み物としても楽しめました。

 

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