ロッキーの資産運用

20代から資産運用をしてセミリタイアを目指してみたブログです

自社株買いに踊らされてはいけない理由


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こんにちは。配当派のロッキーです。

 

自社株買いと聞くとポジティブな気持ちになると思います。

なぜなら、自社株買いが行われると、発行株式数が減り、1株当たりの利益が増えるから。とこんな感じでしょうか。

確かにその通りですが、これだと自社株買いの都合の良い面しか見ていません。

 

自社株買いは株主の価値を高めない

自社株買いをするということは、自社株買いに費やした分の自分の資産が減ることになります。

これによって自社株買いの効果は相殺されてしまいます。

自社株買いとは逆に、発行株式数を増やしたら、1株当たりの利益が減る(株式の希薄化)ということにはなりません。

なぜなら、既にお分かりの通り、増資をしたことによって自分の資産が増えるからです。

 

自社株買いで株価が上がる理由

 自社株買いをしたから株価が上がっただとか、増資したから株価が下がったということは本来起こりえません。

数字上はそういうことになります。

しかし、ここで反論がでてきます。こんな感じでしょうか。

「実際の市場では、自社株買いのアナウンスしたら、株価上がりますよ」(逆も然り)

株価が上がったとして、その理由は自社株買いではありません。

実際にはこういうことになります。

「株価が上がったのは、自社株買いで減った資金で事業を行っても、その企業が資本コストに見合うキャッシュを生み出すことができるからです」

つまり、事業を行う上で不必要なお金、余ってしまって使い道のないお金で自社株買いを行い、1株当たりの利益を上げたから、企業の価値を高めた。とこうなるはずです。

これだと企業の株価が上がる理由が説明できます。

 

正しい自社株買い

自社株買いはいいことだ、どんどんやれ、みたいに考えてはいけません。

例えば、その企業が借金してまで自社株買いを行っているようであれば、間違いなく価値は下がっています。

また、株価が割安か、割高かに関係なく、自社株買いを積極的に行っているような企業もあまり評価できません。自社株買いは株価が割安な時に行われるべきなのです。

投資の神様ウォーレン・バフェット氏が経営している【BRK.B】バークシャー・ハサウェイは割安な時に自社株買いを行っておりました。

2018年7月、バフェット氏が自社株買いの上限を撤廃したことにより、【BRK.B】の株が上昇したのはこのためです。バフェットが自社株買いして価値を高めてくれる!、と。

 

まとめ

自社株買いを行うべき時は、事業に必要な現金と借り入れ能力があり、その企業の株価が割安だと判断されたときのみです。

1株当たりの利益だけに惑わされないようにしましょう。

 

※投資は自己責任でお願いいたします。