ロッキーの資産運用

20代から資産運用をしてセミリタイアを目指してみたブログです

【書評】千年投資の公理


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こんにちは。7時間睡眠じゃ足りないロッキーです。 

 

投資家なら一度は聞いたことあるであろう、「堀」と言う概念。もちろんロッキーも聞いたことがあります。

しかし具体的に堀ってなんでしょう。ブランドがあるとか、規模が大きいとか、シェアを獲得しているとか、そんなことを堀と呼ぶのだろうかとなんとなく思ってました。でもはっきりとは分からない。

そんな堀について詳しく知りたい方には、千年投資の公理がおすすめです。著者はモーニングスター社の要職のパット・ドーシー氏です。モーニングスター社といえば、各企業の分析に堀の項目を設けている珍しい会社。

 ロッキーは本書にそこまで期待していないで、とりあえず買って読んでみたのですが、いい意味で裏切られました。良書ですよ、これ。

千年投資の公理 (ウィザードブックシリーズ)

千年投資の公理 (ウィザードブックシリーズ)

  • 作者: パット・ドーシー,鈴木一之,井田京子
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2008/12/05
  • メディア: ハードカバー
  • クリック: 2回
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目次

序文 行動計画

第1章 経済的な堀

第2章 誤解されている堀

第3章 無形資産

第4章 乗換コスト

第5章 ネットワーク効果

第6章 コストの優位性

第7章 規模の優位性

第8章 浸食される堀

第9章 堀を探す

 

感想

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 本書はページも少ないですし、1ページに書いてある文字も少ない(余白が多い)です。要はそんなに文字数が多くないのでササッと読めてしまいます。

それなのに書いてあることは超具体的なのです。無駄がないというか、効率的というか。

 実際の会社を事例にしており、扱っているジャンル(セクター)も多岐にわたります。堀について詳しく知りたければこれ一冊で十分です。(ほかに堀について扱っている本を知りませんが。)

 本書を読む前は「ブランド」を保有している企業は「堀」もあると勘違いしていました。ブランド=堀みたいな。でも全然違いました。それを知れただけで価値あり。

あとこれは忘れないほうがいいなと思ったことは、投資する業界を絞ったほうがいいということです。何を言っているかといいますと、堀を築きやすい業界と堀を築きにくい業界があるのです。これは必然的にそうなってしまいます。

本書のいいところは、堀について詳しく書いているだけでなく、堀の見つけ方も実例を使って紹介しているところです。これなら読んだあとに「あーためになったー」で終わらずに済みます。

実際に自分でも手法を真似することができますからね。